私たちは、猟師として里山に生きることを決めました。
簡単に獲れないとか、稼げないとか言われている猟師ですが、中山間地域で暮らしをつくっていくために、猪鹿庁はそれぞれのプロとして、里山の生態系を保全し、 狩猟の技術を磨き、里山を最大限に資源化することで猟師の6次産業化を完成させます。
私たちの活動拠点である岐阜県郡上市は日本三大猪の産地といわれています。この自然豊かな地域から、 新しい猟師のカタチを作っていきます!
里山保全のために最も重要なことは、人が山に入ることです。中山間地域では、 猟師が冬の猟期(11月15日~2月15日)、この役割を担っています。 現在、猟師の高齢化、担い手不足により、山に入ることが難しくなっています。 近年、田畑の農作物被害や交通事故などの問題が起こっています。 人間と野生動物との棲み分けのために、猟師の存在は必要不可欠です。
資料技術の向上訓練/狩猟学校企画/狩猟サミット(with広報課)
【×】CLOSE猪や鹿の命をいただき、里山の資源として安心・安全に多くの方に食べてもらうためには、保健所から認可を受けた専門の解体施設を設けることが重要です。古くから伝わる猟師さんの技を学び、現在の食品衛生法・と畜場法などを融合させ、安全性と効率性を併せもった衛生管理を実践します。
解体教室/解体処理施設の視察受け入れ/解体処理施設運営指導
【×】CLOSE猪肉は脂身が甘く美味で高たんぱく、鹿肉はカロリーが低く鉄分が豊富と、とても特徴のある天然肉です。これらのお肉を里山の食資源とするためには、調理、加工の技術が重要です。専門家である料理研究家やソーセージ職人と協力してレシピや商品を開発することにより、全ての命をいただけるよう努めていきます。
ジビエ商品の開発・販売/イベント屋台出店/試食会開催/料理教室開催
【×】CLOSE猟師は里山の恵みを享受しています。
また、里山の生態系では最大の捕食者です。そんな猟師として生態系のバランスを意識していくことはもちろんですが、全体的なボトムアップ、つまり里山をより豊かにしていくことは使命です。里山保全の原点となる山の手入れ、広葉樹の植林など、林業者と連携しながら取り組んでいきます。
猟師と漁師の里山保全プロジェクト/奈佐の浜プロジェクト
植樹・除伐ツアー実施、参画
猪鹿庁を応援いただける方は、ぜひ猪鹿庁FUNCLUBに入庁してください。
狩猟を盛り上げる企画を計画したり、狩猟機具やシステムを開発したり、里山保全活動や食育活動をPRしたりして一緒に猪鹿庁を作っていきましょう!
この活動は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。
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