クラウドハンターとは【2週末完結型の狩猟エクスペリエンス】
01_「クラウドハンター」として全国から集まった人々が集落や山主から「加害獣の猪や鹿を捕獲して欲しい」と依頼を受け、出動します。1週目に1泊2日で作戦会議及び罠とセンサーカメラの設置を行います。
02_2週間センサーカメラから罠周りの様子をリアルタイム通知で受け取り、動物たちの動きを遠隔で監視します。
03_2週末目には実際に捕獲した害獣(ジビエ)を味わう謝肉祭を開催し、山の恵みを感じながらありがたくいただきます。
【こんな方にお薦め!】
・わな猟の免許を取りたいと思っている方
・わな猟免許を取ったけど、実猟がなかなかできない方
・ジビエ(鹿肉や猪肉)を自分で獲って食べたい方
・獣害に困っている集落の救世主になりたい方
紹介 | <<現地>> 2日間の企画 |
<<自宅>> カメラから届くメールやクラウド上の監視、近況共有 |
<<現地>> 日帰りの企画 |
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応募 | MeetUp 作戦会議 | 罠・カメラ設置 | 監視 | 捕獲・解体 | 謝肉祭 |
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参加者は求人を見て、興味をもった案件にエントリーを行います。 ※応募者多数の場合は抽選 |
参加者と求人地域(集落)の皆様が対面。自己紹介などのアイスブレイクした後、集落を回りながら、罠を設置する場所を決める。その晩はみんなで宴会。 | 翌日、実際に里山に入り、罠と赤外線カメラを設置する(参加者1名につき罠2基、カメラ1台を担当する。) | 設置したカメラを参加者と地域の方々で監視する。 ※赤外線カメラで写真が撮影されると登録した参加者へメールが届く ※オンラインサロンで交流 |
罠にかかった鹿・猪を捕獲、解体作業を実施する。 ※原則、集落の人で実施。参加者側は人参加だが、捕獲時が不確定なため日時の指定は不可。 |
獲れた鹿・猪を参加者と集落に人々で食べる。捕獲できたクラウドハンターはレベルが上がる! ※泊まりは任意 |
集落の人と出会う |
里山に体で触れる |
日常で里山と繋がる |
生き物→食肉のプロセスを実体験 |
地域の方と労をねぎらい、今後の関係を構築 |
□山の恵に感謝し、敬意を持って参加する、
・捕獲した獲物に対して、苦しみやストレスを最小限にするよう努める
・捕獲した獲物は、美味しくいただく
□自然と人間の共生を目指す
・里に下りてくるなどの加害個体を捕獲対象獣とし、無駄な殺生はしない
・人間のマンパワーが低下していて、地元が「なんとかしたい!」という主体性のある地域(集落)を応援する
□法令を遵守する
・法定器具を用い、安全に狩猟を行う
・狩猟法や各自治体の条例に基づき、実施する
□狩猟を通じて里山保全及び都市農村交流を楽しみたい
・対象地域(集落)の住民と積極的にコミュニケーションをとる
募集主は、地域(集落)の住民であり、募集主の意向を尊重する
困ったときは、コーディネーターに相談する
※本企画は地元との交流を大切に考えています。地域の食材(もちろんジビエも)を使った料理を囲んでの懇親会は作戦会議時と謝肉祭の2回予定しています。ぜひ、積極的に参加してクラウド猟師から地域の猟師へ根付かれることを期待しています!
獣害を5年以内になくします!
クラウドハンターとは狩猟の魅力で集落や里山に人(マンパワー)を集め、獣害を獣益という地域資源に変える新しい企画です。
私たちは猪鹿庁を結成して10年近く経ちました。
里山保全組織として山を守り、猟師として山を活かす活動をやってきましたが、現在、農村集落を中心に過疎高齢化は加速し、耕作放棄地も拡大しています。一方、野生生物はニホンジカやイノシシは生息数が年々増加しており、生息エリアも拡大しています。
私たちも、今までに色んな対策をやってきましたが、どれも根本的な解決には至りませんでした。しかし、突き詰めていった結果、行き着いた解決策は人を集めることでした。
人を集めるための狩猟の都市農村交流企画を本気でやっていきます。
クラウドハンターでは、獣害と言われている社会課題を逆手にとって、農村集落の暮らしを守っていく仲間を募り、狩猟という手段において最新のIoTを活用し、地域を元気にしていきます。ぜひ、みなさまの力を貸してください。
この活動は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。
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